9月9日

14時から定期健康診断があるからそれまでに卒論の二次提出を済ませようと思ったが、全く気が乗らずノートパソコンを開くことすら出来なかった。しかも定期健康診断にすら5分遅れてしまう怠惰っぷり。「これくらいに家を出れば着くやろ」の慢心と、久々の登校によって消え失せた時間の感覚への過度な信頼が、自分を遅刻させたと思うと反省しかない。外は暑かった。近くのコンビニで新しく発売された「わらび餅は飲み物です」的なやつ(定価200円台)を買って飲んでから向かおうとしたが、その時間が無かったから帰りに飲むと決めた。実際に着いたら、順番などはなくただ混まないための配慮としての時刻設定に過ぎなかったため、幸運にも5分遅れた程度で何ら問題はなかったようだ。身体測定は身長を測ることから始まり視力検査で終わったが、身長が去年と比べて少しも伸びていなかった事に対する落胆と、視力検査で眼鏡からコンタクトにしたいなぁ(生憎眼鏡は家に忘れていたが)という欲求以外、特に思うことはなかった。視力が良ければ、遠くにいる友達を見つけることができたりしたかもしれないし、半年ぶりくらいに講堂に入る時に懐かしさを十分に味わうことができたのかもしれない。かといって眼鏡ではどこか不快感があるから、僕はコンタクトにしたいのである。というわけで外に出て人と会話することはほぼなかった。唯一話したのは、歯科検査のときに「変な歯の生え方してるね〜」と悪意なくdisを受けたので、「親知らずがあるんですよ」となんとなく答えた程度だった。歯には自信があったのでこういう指摘をされたのは残念だった。歯磨きは大切にしていきたい。1時間程度の診察を終え高校を出た。卒論が陰鬱だなぁと思いながら駅に向かっていると、白い半袖で涼しそうな二人組が純粋そうにキャッキャしていたので、何か良いなぁと思った。本当はコンビニで飲めるわらび餅を買うつもりだったが、駅の自販機にサイダーがあったから一瞬ためらったがそのまま衝動的に買った。サイダーはおそらく今年の夏初めて。わらび餅よりも低カロリーなので体を動かさない今日の自分にはこれくらいでいいかと思いながら飲んだが、しっかりとサイダーの味がした。南アルプスの天然水というロゴが入っていたから、水に微炭酸でちょっとサイダーの匂い程度だと思っていたから良かった。今日は卒論の二次提出の期限日なので、プレッシャーのもとやり切りたいと思う。(15:30)